離乳食が始まってからだいぶ経ち、今では手づかみ食べが主で、色々なものを食べるようになりました。
最近はうどんを1本ずつチュルチュル食べるのが楽しくて仕方ないようです。
ですが、手づかみ食べをしているので、食べたくないものがあるとつまんで除けるんですよね…。まぁ、スプーンであげても口からべーっと出すんですけども。
当然、歯が生えそろっているわけではないので、食べづらい野菜(特に葉物)は嫌がられやすかったです。
でも、あれこれとメニューを考えたり、うちの子が成長していったりするうちに、ある程度食べてくれるお野菜レシピが分かってきました。
「どのくらいまで歯が生えているか」や「ご飯の食べ方」などによって合う合わないはあるでしょう。
また、どの赤ちゃんもこれで上手くいくとは思っていません
それでも、お子さんが野菜嫌いで困っている方の参考に少しでもなったらいいなと思い、我が家で上手くいったレシピをご紹介していこうと思います。
先ほども書いたように、発達段階によってはまだ物理的に食べるのが困難な場合もあると思います。
これなら上手くいきそう!というのがあったら、それだけ試してみるのが良いと思います。
写真がないため分かりにくくてスミマセン…。
ほうれん草のお味噌汁
これは一番シンプルなパターンでした。
なぜかうちの子は味噌汁の味が好きなので、そこにほうれん草の葉の部分を中心に入れていました。
ほうれん草は茹でて冷凍しておけば楽です。
さすがに手づかみだと食べてくれませんが、スプーンで汁と一緒にあげればパクパク食べてくれます。
卯ノ花
市販の卯ノ花を食べていたところ、欲しそうに指をさしてアピールしてきたのが始まりでした。
ほんのり甘いのが気に入ったのか、今では大好物の一つとなっています。
さすがに市販品ばかりだとあれなので、おからを買ってきて、人参やネギ、ほうれん草などを適当に入れて卯ノ花にしています。
これもスプーンでないと食べづらいのが難点ですが、おいしそうに食べてくれるので作った甲斐があるというものです。
大根と人参のサイコロ(またはスティック)煮物
ようは大根と人参の煮物です。
きもち甘めにしてあげるとうちの子は喜んで食べてくれます。
もちろん、歯茎でつぶせるように柔らかくなるまでじっくり煮込んでください。
子供が食べやすいように、月齢に合わせて形をサイコロ状やスティック状にしただけですが、自分でつかんで食べられるということも重要なようです。
スプーンであげると食べなくても、自分でつかんで食べられるようにしたらパクパク食べだした、なんてことはしょっちゅうありますからね。
野菜たっぷり豆乳スープ
レシピ的には豆乳鍋の具が白菜・水菜・人参・ネギ辺りになったものをイメージしてもらえれば大丈夫です。
これはもともと自分たち用(大人用)に作っていた物なのですが、あまりにも欲しがるのであげてみたのがきっかけで判明しました。
この時、1歳2ヵ月くらいです。
水菜も入っているし、食べづらくてすぐに嫌がるだろうな~と思っていたところ、お椀に手を突っ込んで周りをビチャビチャにしながらも野菜を完食…びっくりしました。
以後は野菜だけ取り出してお皿に乗せて食べさせています。
相変わらず美味しそうに食べています。
野菜に限らず色々なメニューに興味を持って食べてもらうコツ
うちの子が離乳食をどう食べてきたかを振り返ると、興味を持って食べてもらうきっかけの一つに「親が美味しそうに食べている」というものが当てはまります。
例えば、プレーンヨーグルトをスプーンで与えた時はすぐに嫌そうな反応をしていました。
しかし近くでプレーンヨーグルトを美味しそうに食べていたところ、指をさして欲しがるのです。
試しにあげてみると、酸っぱくてウワーという表情をするにはしますが、それでもまた欲しがります。
親と同じものを食べられているのが嬉しいのでしょうね。
今ではそれを逆手に取って、白ご飯をもう少し食べてほしいな~という時には、こちらが白ご飯を隣で美味しそうに食べて見せます。
そうすると子供も白ご飯が食べたくなって食べ始めるのです(上手くいかないときもありますが)。
この手を使えば、物理的に食べるのが困難なもの以外は、少なくとも一口二口は食べてくれるので助かっています。
一方的に、あれを食べてくれない、これを食べてくれない、と言うのではなく、まずは隣でそれを美味しそうに食べる姿を見せてあげることが大切なのだと思います。
それでもどうしても野菜を食べてくれない…という子にはこういうのもあるみたいですね。