早生まれの息子の発達が、なぜかスピードアップした話(言葉編)

早生まれの子、特に男の子は言葉に不安を感じてしまうことが多いですよね。
ですが、うちの子は全然そんなことはありませんでした。
というか、最初は少し遅いかな…?と思ったこともありましたが、今では全く問題ないね、という感じ。

現在1歳10ヶ月くらい(2月生まれ)の息子は…

  • こちらの言うことはほとんどわかっている
  • ちゃんと質問したことにも「うん」「いや」などで答えられる
  • こちらの指示に従って、行動ができる
  • 2語文もサクサクっと出てくる
    • みんなで寝ていると、「じぃじ、ねんね」「ばぁば、ねんね」「ママ、ねんね」なんて、みんなを指差しながら言います。
  • 語彙数は毎日増えていることもあり、よくわかりません。
    • が、2歳の平均が300語、2歳半の平均が450語とのことで、それは余裕で突破しそうです。

でもこれ、つい最近のことなんですよね。
本当にここ1ヶ月くらいの話。
「言葉の爆発期」なるものが、早く来たのかな?と思っています。

小受用の幼児教室では「言葉の発達は気にしすぎないほうが良いです。」と言いながらも…
「でもやっぱり早いほうが良いですよね、やれることも増えますし。」と。
その点、うちの子は早いほうだ、ということでした。
理解力も優れているので、学年を間違えられたくらいでした。

まぁギリギリもう1つ上なのかな?ってくらいの間違え方だと思います。
それでも1学年上といえば、3月生まれの子でも2歳9ヶ月。
1歳10ヶ月の子が間違えられるには、なかなか凄い開きがあると思うんです。
遅生まれの子が学年間違えられるなんて、よくある話ですが、さすがに早生まれが上の学年に間違えられるのは珍しいでしょう。

ということで、なんでこんなに言葉の発達が伸びたのか…?
ちょっと考えていきたいと思います。

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語彙力向上のため

擬音語擬態語を意識

まず、擬音語・擬態語は意識して教えるようにしています。
塾講師をしていた時、知らない子が多かったからです。

物が浮いていたら「ぷかぷか」、水が流れるのは「じゃー」、雨音は「しとしと」や「ざーざー」など。

これって読解力、イメージ力を鍛えるのに大事なんですよね。
雨音なんかは、「『ざーざー』だけじゃないんだよ、今日は『ぽつぽつ』だね」なんて言いながら、外を見たりします。

日常的に質問を投げかける

問題にさらされている状態を嫌がって欲しくないから、というのはもちろん、やはり語彙数を増やすには一番です。

子「きら、きらー!」
私「わぁ、きれいだね。これ何?」
子「ツリー!」
私「そうだね、よくわかったね。」
子「まる、なーに?(ツリーの飾りを指さして。)」
私「か、ざ、りっていうんだよ。何色があるかな?」
子「あーお、あーか、だいだいいろー!(飾りを一つ一つ指差ししつつ。)」

と、こんな感じです。

「何?」「何色?」はもういっつも聞いてます。笑
飽きてくるんじゃないかなと思うんですが、全然そんなことない模様。
「ぶた」を見たら、「鳴き声は?」「ぶーぶー」なんて当たり前です。
もうとにかく質問しまくりです。

子どもの「何?」には絶対反応

自分が何をしていても、です。
「なにー?」は会話のきっかけ。
もちろんこっちからの質問のきっかけにも。
もう絶対、反応します。

家事をしている時に「なにー?」が来ても、です。
邪険にするなんて…そんなもったいないこと、できません。
そして、その指さしが何を指しているかわからなかったら…
「ごめんね、もう一回。どれが何?」
と、しっかり聞き直します。
その時には、子どもの視線になるように、腰を落として目線を同じ高さにすることもあります。

とにかく「何?」は逃しません。
それだけでも語彙力は絶対に向上します。
ちなみに、親がわからないこともありますよね。
本当にどうでもいいもの(ごめん、息子!笑)まで、「何?」と聞くから…
そんな時は、全部は調べず、ママも気になったものだけ調べてみれば良いです。
全部調べていたら疲れちゃいますから…

わからない時は正直に、「ごめんね、ママもわかんないやぁ!でも四角いねぇ」などの特徴を言ってみたりします。
こんな感じで、できるだけ知育を意識するのが大事。

反対語・色・形を意識

「大きい・小さい」「高い・低い」「長い・短い」などの反対語は、イメージを持っておくことが大事。
話も広がりやすいですし、指示がしやすくなります。
そういう意味では、色や形も覚えておくと良いです。
「あっちの大きいボールをとって」や「赤いボールとってきてー」という指示が簡単になります。

理解力向上のため

両親の会話は多く持つ

理解力、コミュニケーション能力の向上のためには、会話しているところを見せるが一番手っ取り早いです。
そのため、大人同士の会話は大事。
ただ子どもにとっては、ママが他のママと話しているのは興味ない、ということが多いです。
ですが、パパとママが話している時は聞き耳を立てています
好きな人・大事な人同士が話しているのですから、できるだけ聞きたいのだと思います。
そういう意味では、やはり大家族は言葉の発達に大きく貢献します。

指示を出す→相手の話を聞く

指示出しをするには、知育玩具を使うのが手っ取り早いです。
(もちろんゴミ捨てや野菜を出してもらうなどのお手伝いや、片付けなどでも良いです。)
うちでは指示に色付きの積み木やおままごとの野菜たちはもちろん、色々な玩具を使っています。
その際、最近ベースとなっているのは くもんの知育玩具「くろくまくんの絵あわせあそび マグネットでぴったん!」です。

くもん くろくまくんの絵あわせあそび マグネットでぴったん!
by カエレバ

これのおかげで、私が「きつねさんが赤いものを食べたいんだって」と言えば、息子はきつねさんにりんごを「どうぞ」します。

このやり取りは、相手の話を聞くようにするための練習です。
幼児教室でも、相手の話を聞くというのは、とても大事だという話をされていました。
確かに一生使うスキルですもんね…
で、相手の話を聞くことが意識できれば、理解力も向上しますよね。

もちろん、題材は何でもよいので、身近に使えそうなのがあれば利用するといいです。

絵本は少し上のもの

絵本選びはこだわっています。
あまり上のものでは難しすぎるし、情景が浮かびません。
だからこそ、見たことがあるものがテーマになっているものを選ぶようにしています。

また季節感も大事にしたいと思っていますが、これは案外こどもちゃれんじの毎月の本が一番良かったりします…

読み方は、できるだけおおげさに。
感情こもりすぎーってくらいで。
登場人物が何人かいれば、どれも違う声で。
そうすると、読んでいるのを飽きずに聞いてくれます。

うちでは、ディズニースーパーゴールドを愛用中です。

ディズニースーパーゴールド絵本 プーさんとはちみつ (ディズニーゴールド絵本)
by カエレバ

2〜4歳のものが多く、長めのストーリー。
ですが、登場人物は可愛いし、ちょっと面白いストーリーばかりなのは良いです。
なにより私が読んでいて楽しい!
ママが楽しく読んでいると、ちゃんと聞いてくれるもんです。

ママ自身が好きな本を選ぶというのも一つのポイントですね。
もう一つオススメなのが、ヨシタケシンスケさんの絵本。

もう ぬげない
by カエレバ

…私がとにかく楽しんでます。
でもこういうちょっとクスっとできるタイプは、親がなぜ笑ってるのか、それをわかってほしいと思います。
もう少ししたら、一緒に大爆笑できるのかな…笑

ということで、意識していることは多くありません。
しかしそれでも、真面目にやっているとなかなか疲れます。
でもでも、言葉の発達には絶対に効果あるので、ぜひやってみてくださいね。

⇒身体・運動編もあります

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