3日目も基本の流れは2日目と同じ…と言いたいところですが…!!!
実際、LDRルームへ行くところまでは同じでした。
ただ…それまでの間に色々と葛藤がありました。
目次
計画無痛分娩を予定していたものの、出産できず。
そんな状態で、恵愛病院入院3日目!
さあどうなる!?(笑)
本当に無痛分娩にするか!?
まず昨日、破水をさせているという事実。
ということは、今日出産が確定しているということです。
感染症が怖いので、次の日には産まないと…ということらしいです。
そうなると、今日は最初に陣痛促進剤を打ち、3時半くらいまで頑張り、子宮口が開いていなかったら…
帝王切開になる!とのことだったのです。
そんな説明を昨日のうちにされていた私。
しかも内診で毎回毎回…
「子宮口開いてませんねぇ」
の言葉。
子宮口開いてないという事実が、思ったよりも私に負担をかけてきました。
赤ちゃんが産まれたいと思っていないのかな、と。
体力を消耗すればするほど、テンションは下がるもので。
悪いほう、悪いほうへ考えてしまいますね。
で、その結果私が出した答えは…
無痛分娩を諦める!?
朝の段階で相変わらず子宮口が開いていないのであれば、最初から帝王切開でお願いしよう、ということ。
子宮口が開いていない=赤ちゃんが下りてきていない。
ということは、まだ私のお腹の中にいる子は、産道を通って…痛い思いをしながらも外に出てこよう!というつもりがまだない、ということ。
そんな風に考えてしまったので、帝王切開にしようと思ったのです。
帝王切開ならば…赤ちゃんには負担がないのです。
産道を通って、苦しい…痛い…そんな思いをする必要がないのです。
それなら、無理矢理外に出そうとしてしまった私のことを、赤ちゃんが責めないでいてくれるのではないかなぁと思ったわけです。
完全に私の勝手な考えなんですけどね。
とにかく子宮口が開いていないという事実は、私の精神をとにかく蝕んでいました。
そんな状態では陣痛に耐えられるとは思えませんでしたし…
ということで、内診をしてもらい…
相変わらず子宮口は開いていないということだったんです。
帝王切開へ方針転換…?
「陣痛促進剤を打つ前に…最初から帝王切開でお願いすることはできますか?」
子宮口が開いてないとのことで、さくっと聞いてみました。
でもこれ、結構勇気いります…
だって多くの妊婦さんは経膣分娩を望みますもんね。
でも私は逆になってしまったんですよ。
しかもネガティブな気分になってしまったばかりに。
今思えば、ほぼ涙目での訴えでした。苦笑
で、帝王切開にしたいという理由も添えて。
「このままいってもたぶん、子宮口は開きませんよね。
それなら、赤ちゃんも陣痛が辛いだろうから、最初から帝王切開にしてもらったほうが良いと思うんです。」
ちなみにこのとき、先生はT井先生ではなく、院長先生でした。
T井先生は担当だったはずなのですが、さすがに予定日が変わってしまったこともあり、T井先生ではなくなっていました。
で、私の自分勝手な訴えに対し、院長先生はこう仰ってくださいました。
「…正直、昨日の段階で破水をしていて、促進剤を打っているのにも関わらず、赤ちゃんが全然下がっていないことを考えると、帝王切開に切り替わる確率のほうが高いと思います。それに帝王切開のほうが確かに赤ちゃんは辛くないです。なので…本当に良ければ、帝王切開にすることもできます。」
このとき、院長先生がはっきりと言ってくださったおかげで、私の選択は間違ってなかったんだと思いました。
もしかしたら、私の精神が結構キていることを察して、院長先生もそう仰ってくださったのかもしれないのですが…苦笑
その後、事務的な手続きをしていきます。
もちろん旦那にも院長先生から説明が必要だそうなので、まずは旦那が来るのを待っていました。
すると驚くことに…旦那を待っている短い間に、何人かの助産師さんがわざわざ私のいるLDRルームに来てくださったんです。
そして、
「大丈夫?本当に帝王切開で良い?」
と、わざわざ確認をしにきてくれたんです。
私としては昨日の夜の助産師さんの一言が辛かったのもあり、あまり助産師さんに良いイメージを持てなくなっていたのですが、やっぱり人によりますよね(笑)
結果的には良い助産師さんのほうが多かったと思っています。
しかも昨日の助産師さんだって、別に悪気があって言ったわけではないんですよね。
とはいえ、妊婦に負担をかけるような発言はどうかと思いますが。苦笑
とにかく、何人かの助産師さんにそう聞かれ、私は
「はい。もう子宮口が開いてないって言われるのが辛いんです。赤ちゃんにも無駄に辛い思いをさせたくないので…」
と、今度は完全に泣きながら答えてました…苦笑
だって悔しかったんですよね。
無痛分娩を選択したものの、それでも自力で産んであげたいと思っていたので…
緊急で帝王切開になるのは、お母さんと赤ちゃんの命を考えてのことなので、別に良いと思うのですが、自分から帝王切開にしたいというのは、とにかく悔しかったんですよね。
そしてその後は、旦那がLDRルームに来るのを待ち、その後、同意書を書きました。
あ、それから、剃毛も(笑)
とはいっても、全然剃ってないです。
陰部はそのままに近い感じ。
ビキニラインを剃った…というのが正しいと思います。
剃毛後は両足になんかキツいタイツみたいなソックスを装着。
イメージとしては圧がすごい着圧ソックス。
これは手術後の血栓予防だそうです。
そこまで終わったら、また待機室へ。
その日は予定の帝王切開で午前中は忙しいそうで、午後2時頃の手術になると思いますと言われ、それまで待機。
帝王切開は本来であれば、朝ご飯も食べないで手術をするみたいです。
まぁ朝ご飯はすでに食べてしまったのでしょうがないとして。
さすがにお昼ご飯はなし。
待機室で旦那と父、母と談笑しつつ、呼ばれるのを待ちます。
ただ、帝王切開に予定変更したために、他で緊急帝王切開が入ってしまえば、どんどん時間は後ろ倒しに。
私が実際にオペ室に呼ばれたのは、3時頃でした。
オペ室からの話は、後半へ♪